今日11月11日は、
カナダに限らずかつて大英帝国に属した世界各国で「リメンバランスディ」として戦争犠牲者に思いを馳せ平和を祈る日。
カナダでは法定休日。
各市内、ベテランと呼ばれる退役軍人を中心にした大がかりな式典が各地で開催される。
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この日を迎えるために、人々は数週間前からリメンバランスディのシンボルである赤いポピーのバッジを胸に飾り、各学校では前日に集会が行われ、平和やリメンブランスディの意義を学ぶ。
各市内、ベテランと呼ばれる退役軍人を中心にした大がかりな式典が各地で開催されポピーが式典に合わせて献花される。
午前11時には2分間の黙とう時間。
(今日、車に乗っていたけどその時間はカーラジオも全局、サイレントの状態になった)
カナダ国民はカナダの軍人に対し戦争で亡くなっている人も退役している人たちすべてに畏敬の念を持ち、戦争をまったく知らない今の世代でも素直に彼らへの感謝の気持ちを表している。
この日の対象となっている軍人たちは、第1次、2次世界大戦、朝鮮戦争、湾岸戦争、国連PKF活動としてのアフガン戦争等への参加者だそうですが、
日本では近代に関わったこれらの戦争で軍人たちに感謝の念を表すということは、大きな論争になることはあっても絶対にあり得ないことだとおもう。

この違いは何かと毎年、考える。

カナダの人々は「彼らの犠牲の上に我々の自由がある。」
と考える。

日本では、軍人は犠牲者であると同時に加害者であるという気持ちが必ずつきまとう。

日本は、第2次大戦までですが、一方の主役として欧米列強ともろに利害をかけて戦い、他国を属国化しようとしていた訳ですから、これを素直に讃えるのは難しいだろう。

しかし、カナダはこれらの戦争に参加したと言っても、自ら一方の主役として何らかの利害をもって戦ったという訳ではなく、同盟国を支援することで大儀としての自由や平和の確立に貢献した、又はしているという歴史的、地政学的位置が、何も後ろめいたものを持たずにこの日を迎えられているのでは?

この日を迎えると愛国心を持っているという国の一端を垣間見、また戦争のない平和を望まずにはいられない。
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Remembrance Day
Source: http://info.yywai.com/